
わずかに先行するダイワスカーレットをとらえ切れたか。結果1、2着の差はたった2センチ...見た目では全く分からない。
ゴール前ラストの直線。武騎手が渾身(こんしん)の力でムチを振い、ウオッカが懸命に持ち味の豪脚を伸ばした。

今回にレースは1分57秒2の優勝タイムがレースレコードとなった激戦で、わずか0秒1差に5頭がひしめく大混戦。写真判定にも15分かかった。

「祈る気持ちで待ったので、しびれた」と武騎手の表情が緩んだ。

GI4勝目としたウオッカの次走は11月30日のジャパンカップ(GI)が有力世界の強豪馬を迎え撃つのが楽しみだ!!!!